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クレモナの歴史
History of Cremona
 
16世紀の中頃アンドレア・アマティに始まった

クレモナの弦楽器製作は、300年間に渡り、

バイオリン発展の中心的役割を果たして来ました。
クレモナには代々弦楽器製作に携わってきた代表的なアマティ家の他にもベルゴンツィ家、グァルネリ家、ルッジェーリ家、ストラディバリ家があり、その製作技術は父から子、子から孫、ひ孫と引き継がれて来ました。皆、古典的で伝統的な製作技法を現在に伝えてきたのです。

当時、彼らの名声はヨーロッパ中に広がり、諸国の王や王子達は自分達の宮廷楽団の為にクレモナに楽器を注文し、有名な音楽家達もこぞってクレモナの楽器を買い求めていました。クレモナの地とそのバイオリン製作の技術は大変な評判となっていたのです。

輝かしい時代の後にはかならず衰退がやって来ます。現在でも高く評価されている弦楽器製作者達が活躍していたにも拘わらず、クレモナの衰退も18世紀に始まり19世紀にまで及びました。

20世紀はクレモナにとって本当の沈黙の時代となりました。このような状況は20世紀の中頃までも続いたのです。
しかしストラディバリホールとストラディバリ博物館の創設によってこの沈黙は破られ、さらに1938年に設立された弦楽器製作学校が1960年代に繁栄の道へ大きく踏み出すことになります。

同じ頃、観光局がクレモナ産のストラディバリ1715を購入し、それを市に贈呈し、これがクレモナの歴史的楽器収集の始まりとなりました。新たなマエストロ達が育成され、新たな工房が開かれることによって、クレモナの弦楽器製作は再び輝きを取り戻し、展示会やコンクールまで開かれるようになったのです、100以上もの弦楽器製作工房を誇るクレモナは、再び弦楽器製作の中心地として見事に復活したのです。

アントニオ・ストラディバリ弦楽器・弓製作者協会(コンソルティウム)はクレモナ在住の製作者のみで構成される1996年に設立された団体ですが、創立以来クレモナのバイオリンを世界に向かって保証保護する方策について検討を重ね、2001年『CREMONA LIUTERIA』トレ−ドマ−ク(品質証明書)をつける事を決定し、実質的には2002年秋アメリカからスタ−トしました。偽物のクレモナバイオリンは多く極東及びアメリカの市場に出回っていると言われ、コンソルティウムは アメリカに引き続いて日本での展開を準備して来ました。

日本での展開は、コンソルティウムとYAMAHAミュ−ジックトレ−ディング株式会社が2002〜2003年に話合いを重ね、YAMAHAミュ−ジックトレ−ディング(株)がマ−クの趣旨の普及を推進する事になりました。
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