ハンスホイヤー製造元B&S GmbH

マルクノイキルヒェンとハンスホイヤー製造元B&S GmbH

ドイツ東部ザクセン州フォクトランド地方の街、マルクノイキルヒェンはチェコとの国境程近くに位置します。1600年代には 弦楽器製造が、1700年代中頃からは管楽器製造が始められた街で、管弦楽器製造における歴史は世界有数と言っても過言ではありません。「建物のドアを開ければそこには楽器製造に従事する姿が見られ、またその隣の建物のドアを開ければ、そこにも同じように楽器製造に勤しむ姿が見られる。」。街中にはその歴史を後世まで伝えるべく楽器博物館もあり、マルクノイキルヒェンの管楽器製造における長きに渡る歴史と輝かしい伝統を強く感じることが出来ます。ハンスホイヤーホルンの製造元であるB&S GmbHはマルクノイキルヒェンの中にある工業地帯にその工場を構え、ハンスホイヤーホルン以外にもトランペット、チューバ等々、世界的に有名な金管楽器ブランドを数多く製造している、ヨーロッパ有数の金管楽器メーカーのひとつです。

工房の様子

 

ハンスホイヤー、今やその名を知らないホルン奏者はいない・・・歴史と伝統に裏付けされた確かな音色がここnあります。

 

マイスター・ハンス・ホイヤー

楽器製造において長い歴史と輝かしい伝統を誇る旧東ドイツの街、マルクノイキルヒェン。 その地にて今から250年以上も前に遡った1755年、イザーク・エッシェンバックという人物 によってホルン製造が開始されました。 現在ハンスホイヤーホルン製造元B&S GmbHの所在地住所は氏の栄誉を称え、イザーク・エ ッシェンバック広場(Isaak Eschenbach Platz)と名付けられています。 その歴史と伝統と受け継ぎ、マルクノイキルヒェンでのホルン製造を更に発展させたのが、 第二次世界大戦前後にホルン製造の第一人者として活躍したマイスターのひとり、ハンス・ ホイヤー。第二次世界大戦、そしてその後の旧東ドイツの共産主義国家としての歩みが続く混 迷期にも関わらず、ハンス・ホイヤーはその荒波に飲み込まれることなく、楽器製作における 本質である「優れた音色」を追求、一流のホルン製造者として名を馳せることになりました。 そしてその名は今日までも一流の証として存在し続けています。

マルクノイキルヒェン
丘の上から見える工業地帯